下取り前に「一括査定サイト」で愛車の価値を確認すること!
ディーラーに行く前に必ずやっておきましょう
新車購入時に下取り車がある場合、
一般的にはディーラーで下取りを
してもらいます。それとは別の方法として、
買取業者に買い取ってもらう
(一旦現金化する)という方法も
あります。特に、買取業者がたくさん登録している
一括査定サイトを使うと、簡単な手続きで
満足のいく結果が得られます。
シエンタ(トヨタ自動車)は、2003年10月(平成15)発売のコンパクトサイズのミニバンです。ボディサイズは小型ながら3列シートを備え7人乗車を可能としています。(ガソリン車のみ)
シエンタは、2015年7月(平成27)、12年ぶりにフルモデルチェンジをしてハイブリッド車を追加しています。「ユニバーサルでクールなトヨタ最小ミニバン」として開発されました。
プリウスα(トヨタ自動車)は、2011年5月(平成23)、先行する人気車種「プリウス」(初代は1997年12月発売)をベースにした派生車です。(5人乗りと7人乗り有り)
プリウスαとシエンタは、トヨタを代表するハイブリッドのミニバン・ワンボックスタイプの車です。
ここでは、それぞれのベーシックモデルであるプリウスα「S」(7人乗り)とシエンタ ハイブリッドX(7人乗り)を中心に、両車の違いをまとめてみました。
シエンタのボディサイズはプリウスαより一回り小さい
ボディサイズ
シエンタ ハイブリッド「X」
全長×全幅×全高
4,235×1,695×1,675mm
プリウスα「S」
全長×全幅×全高
4,630×1,775×1,575mm
プリウスαの方が一回りサイズが大きく、プリウスα「3ナンバー」に対して、シエンタ「5ナンバー」となっています。
シエンタは、ホイールベース長、トレッド幅、そしてタイヤサイズのいずれをみてもプリウスαよりは小型です。
プリウスαの方が、全長395mm、全幅80mm上回っており、全高はシエンタが100mm上回っています。
シエンタは、5ナンバーながら背の高いミニバンとなっています。
シエンタ、プリウスαのいずれも、一般的な立体駐車場(高さ制限1,550㎜以内)には入庫できません。
参考:5ナンバーの規格
ボディサイズ:全長4,700mm/全幅1,700mm/全高2,000mmまでで、かつエンジン排気量2,000ccまで。(左記4つの条件を全て満たすこと)
室内サイズ
プリウスα「S」(7人乗りの場合)
室内長×室内幅×室内高
2,690×1,520×1,220mm
注:室内長1,910mm(5人乗り)
シエンタ ハイブリッド「X」(7人乗りのみ)
室内長×室内幅×室内高
2,535×1,470×1,280mm
プリウスαの方が、室内長155mm、室内幅50mm上回り、室内高はシエンタが60mm上回っています。
両車共に、大容量のラゲージスペースを持っています。
さらに、後席が可倒式になっており、長尺物や大きな荷物を積むのに便利です。
プリウスαでは、室内幅や足元にも余裕があり、3列目まで快適な居住空間を確保しています。
タイヤサイズ
プリウスαの方が1インチ大径でふた回り太いタイヤが標準装備されています。
プリウスα「S」
純正ホイール PCD:5H-114.3
純正タイヤ (前後共)205/60R16 92V 16インチX6.5J(+39)
シエンタ ハイブリッド「X」
純正ホイール PCD:5H-100
純正タイヤ (前後共)185/60R15 15インチ×5.5J(+39)
プリウスαは、快適性と経済性のバランスを重視したパッケージになっています。
シエンタの標準タイヤは、細めで転がり抵抗の少ない経済性に優れたタイヤになっています。
乗り心地・操縦性能
プリウスαの方が、30mmホイールベースが長く、車両重量が80kg上回り、
よりゆったりした快適性を重視したパッケージと言えるでしょう。■トヨタ シエンタ(SIENTA)ハイブリッド「X」
肌触りのよいファブリックシートはシンプルながら掛け心地もよく、室内高の恩恵もあり数値以上に広々とした空間パッケージと言えるでしょう。
細めのタイヤを含め、キビキビとした軽快なハンドリングが特徴です。
■トヨタ プリウスα(PRIUS_ALPHA)S
全高1575mmの高さを活かし、運転席からの視点も高く、視界の良さと運転のしやすさが特徴です。
空気量の多いタイヤとしっかりした足回りにより、ダンピングの効いた横揺れの少なく乗り心地を提供しています。
静粛性が高く、高級感のあるソフトな肌触りの良いシートの恩恵もありとても快適です。
引用:https://www.goo-net.com/magazine/7984.html
なお、最小回転半径は、プリウスα「S」5.5m、シエンタ ハイブリッドX5.2mとなっています。つまり、シエンタ ハイブリッドXの方が小回りが利きます。
燃費はほぼ同等
両車のエンジンは全く別物ですが、両車共に駆動方式はFF、使用燃料は無鉛レギュラーガソリンです。
シエンタの燃費の方が、プリウスαよりも1.0km/L優れています。
プリウスα「S」(7人乗りの場合)
JC08モード燃費:26.2km/リットル
排気量:1,797cc
最高出力:99ps(73kW)/5200rpm+82ps(60kW)
車両重量:1,460kg
プリウスαは、排気量1.8Lエンジン+ハイブリッドシステムを搭載しています。
シエンタ ハイブリッド「X」
JC08モード燃費:27.2km/リットル
排気量:1,496cc
最高出力:74ps(54kW)/4,800rpm+61ps(45kW)
車両重量:1,380kg
参考燃費:
WLTCモード:22.8km/L
市街地モード:22.7km/L
郊外モード:23.9km/L
高速道路モード:22.1km/L
シエンタ ハイブリッド「X」は、排気量1.5Lエンジン+ハイブリッドシステムを搭載しています。
なお、自動車税にも以下のような違いがあります。
プリウスα(排気量1.8L):年間39,500円
シエンタ ハイブリッド「X」(排気量1.5L):年間34,500円
新車価格及び比較まとめ
プリウスα「S」
2,708,640円(消費税抜き2,508,000円)5人乗り
2,914,920円(消費税抜き2,699,000円)7人乗り
シエンタ ハイブリッド「X」7人乗りのみ
2,226,960円(税込み)
両車とも、後席になるほどヒップポイントが高くなるシアターレイアウトを採用して視界を確保しています。
新型シエンタ(2015年7月)の特長の一つにスライドドアがあります。同じ5ナンバーのコンパクトミニカーであり、スライドドアを備えた人気車フリード(ホンダ)の良きライバル車となっています。
スライドドアがあると、日常の買い物や子どもたちの習い事の送り迎えなど、狭い駐車場で乗り降りするときにとても便利です。
プリウスαにはスライドドアは付いていません。しかし、2列目シートを簡単に前に倒すことができますので、最後列への出入りは楽にできます。
新型シエンタは、従来モデルよりもホイールベースを延長し、低床フロアの採用で居住性をアップしています。
新型シエンタの車高は、プリウスαよりも車高100㎜、室内高60㎜ほど高くなっています。つまり、それだけ余裕を持って座ることができます。
プリウスαには、AC100Vのコンセントが付いていたり、トレイにスマートフォンや携帯電話を置くだけで充電できる装備などもあります。
フルフラットにして車中泊をすることも可能です。
プリウスαは、快適な居住性と上質な乗り心地を求める方向きの車となっています。
新型シエンタは、プリウスαよりも日常使いの車と言ってよいでしょう。
なお、新型シエンタの低床フラットフロアは、ハイブリッドバッテリーをセカンドシート足元の下、薄型燃料タンクをセカンドシート下に搭載することで実現しています。