下取り前に「一括査定サイト」で愛車の価値を確認すること!
ディーラーに行く前に必ずやっておきましょう
新車購入時に下取り車がある場合、
一般的にはディーラーで下取りを
してもらいます。それとは別の方法として、
買取業者に買い取ってもらう
(一旦現金化する)という方法も
あります。特に、買取業者がたくさん登録している
一括査定サイトを使うと、簡単な手続きで
満足のいく結果が得られます。
プリウスαの中古車を買う場合、どこに気を付けて購入すれば良いのでしょうか。
ここでは、正しい中古車の買い方について、基本的なことをまとめてみました。中古車相場、型落ち、あるいは新古車についても書いています。
このページの目次です
中古車選びの目安
まず最初に、中古車選びの考え方について整理しておきましょう。
参考:
navikuru-car.com/usedcar-important-point-2022
navikuru-car.com/usedcar-mileage-3672
走行距離:15万kmまでは全く問題ない
最近の車は品質が向上しており、走行距離が10万km~15万kmでも全く問題なく走ります。
特にトヨタ車は、海外では20万kmを超えても現役で走り続けているのをよく見かけます。
また、日本のタクシー車では、走行距離40万kmが目安とされているようです。
- 新しさ重視:3万km~5万km
- 価格重視:6万km~10万km
- 激安狙い:10万km~12万km
年式:年間走行距離1万kmを目安にする
自家用車の走行距離は、平均的には年間約8千km~1万kmとされています。
したがって、2年間で5万kmも走った車や、逆に10年間で5万kmしか走っていない車などは注意が必要です。
運転する機会が相当多い(距離も走る)か、または月に何度も乗る機会がなく放置されていた可能性もあります。
- デザイン・きれいさ重視:6年落ちまで
- 価格重視:7~12年落ち
なお、モデルチェンジ後の型落ち車(後述)は、市場に物件が多く流れ込むため安くなる傾向があります。
中古車選びの安心品質マーク「ID車両」
中古車には一台として同じものはありません。
プリウスαに限っても様々なグレードが有り、安全装備、パーツあるいは内装はそれぞれ異なっています。中には、購入後に追加したパーツなどが付いている場合もあります。
もちろん、年式や走行距離は全て異なります。程度が良いもの悪いものなど様々です。
そうした中で、もしもあなたが車の専門家でないならば、中古車の程度の良し悪しを見極めることは大変難しいでしょう。
間違いのない中古車選び必須4条件とは?
一般消費者が中古車を購入するとなれば、ほぼ全面的に中古車販売店の良心に任せざるを得なくなります。
中古車購入必須の4条件
- ID車両(鑑定書付き中古車)であること。
- 内外装がキレイに仕上がっていること。
- 納車前にしっかりとした整備がされること。
- 最低1年以上の充実した内容の保証が受けられること。
引用:https://www.lineup-car.com/blog/13212.html
つまり、中古車販売店による「整備」「内外装の仕上げ」「アフター保証」が絶対に必要となります。これらの条件を全て外して安売りをしている「アウトレット中古車」には手を出すべきではありません。
ID車両ならば車に詳しくない方でも安心して購入できる
ID車両(アイディーシャリョウ)とは、2016年8月18日(平成28)、新たに始まった中古車情報サービスです。
ID車両では、中古車販売店とは直接利害関係のない「クルマ鑑定のプロ」が、第三者の立場で中古車のコンディションを評価します。
そして、一台ごとに評価内容を詳細に記載した「鑑定書」(車両状態評価書)を発行します。この鑑定書の付いた中古車を「ID車両」と言います。
個々の中古車ごとに、コンディションに見合った価格となっていますから、安心して購入を検討することができます。
もちろん、中古車のリスクである「修復歴車」「水没車」「塩害車・雪害車」などを避けることができます。
価格は鑑定料の分だけ少し高くなりますが、安心料だと割り切ればよいでしょう。
車のプロが厳しくチェック(例えば、gooの場合)
- 走行距離が実走行距離か否か
- フロントガラスの飛び石などによるキズをチェック
- ハンドルやダッシュボード、メーター類のチェック
- 異臭やシートの汚れ、破れなども確認
- エンジンルームのオイルや冷却水の漏れのチェックに加え、異音などを確認
- アイドリング時やアクセル時にエンジンにカラカラ音などの異音が無いか確認
- トランスミッションの変速ショックの確認
- 骨格の修復歴を確認 修復済みの場合、その程度をチェック
- ピラーに修復跡が無いかを確認
- パワーウィンドウが正常作動するかを確認
- ホイールのキズやタイヤの溝をチェック
- リアトランクの下をチェックし、修復跡や波うちが無いかを確認
- 外装のキズや塗装の状態を確認
- マフラーの状態を確認 異常音の有無や排気をチェック
- 外板に隠れた骨格部分を確認
引用:https://www.lineup-car.com/blog/8262.html
全車ID車両の中古車販売店を選ぼう
全国の中古車販売店のほとんどがグーネット(goo-net.com)に掲載をしています。
つまり、全国の中古車のほとんどを「Goo-net」で見ることができます。ただしその中で、ID車両の割合は34.9%(144,582台/413,798台)に過ぎません。(2018年9月25日閲覧)
そうした中で、販売車両の全てがID車両という中古車販売店は最も信頼できます。間違いなく購入後も長いお付き合いのできる優良店です。
プリウスαの中古車相場を、年式別、走行距離別に確認する
プリウスαの中古車の価格帯分布をカーセンサー(carsensor.net)で見ることができます。
カーセンサーはグーネットと同じく中古車情報ネットで、全国の中古車販売店のほとんどがカーセンサーにも登録をしています。(408,757台掲載、2018年9月25日更新)
そして、ID車両とよく似た仕組みのカーセンサー認定制度を作っています。
さて、カーセンサーでは、次のような中古車の価格帯分布を見ることができます。
- 「価格と年式の相場を見る」
プリウスαの年式別にどの価格帯に分布しているかを確認できます - 「価格と走行距離の相場を見る」
プリウスαの走行距離別にどの価格帯に分布しているかを確認できます - 「年式と走行距離の相場を見る」
プリウスαの年式別・走行距離別の分布域を確認できます
上記の表では、グレード別、ボディタイプ別、そして地域別により細かく見ることができます。そして、最終的には、一台ごとに詳細を確認できるようになっています。
型落ち・新古車とは
型落ち車はモデルチェンジのとき生まれる
販売車両は、新発売時にモデルごとに国土交通省から型式認定を受けています。
例えば、プリウスαの車両型式は次のとおりです。2014年11月にマイナーチェンジがあったものの、型式は新発売時(2011年5月)から変わりありません。
- 車両型式:5人乗り(2列シート)、DAA-ZVW41W
- 車両型式:7人乗り(3列シート)、DAA-ZVW40W
しかしながら、2018年末~2019年初に予定されているフルモデルチェンジでは、型式は変更になるものと思われます。
このように型式が変更になった場合、旧モデル車のことを型落ち車と言います。
販売車両は、一般的には数年に一度モデルチェンジを行います。
例えば、プリウスαでは次のようになっています。
- 2011年5月(平成23)、新発売(旧型)
- 2014年11月(平成26)、マイナーチェンジ(新型)
- 2017年12月(平成29)、衝突回避支援パッケージ全車標準装備など
- 2018年末~2019年初、フルモデルチェンジ(予定)
モデルチェンジには様々なレベルがあります。
例えば、車の内外装のちょっとしたデザイン変更から、搭載システムの変更のように大掛かりなものまであります。
プリウスαの場合を改めて確認すると、2018年末~2019年初に予定されているフルモデルチェンジでは、型式は変更になるものと思われます。つまり型落ちがあります。
フルモデルチェンジ(型落ち)があると、新型に乗り換えたり新たに購入する人が増えます。
その結果、市場にはそのモデルの型落ち車が数多く出回ることになります。
したがって、モデルチェンジ直後は、そのモデルの相場価格は一般的には下がる傾向があります。
新古車のメリット・デメリット
新古車とは中古車の一種
新古車(未使用車)とは、陸運局に登録をしてナンバープレート(自動車登録番号標)を取得しながら、未だ販売していない車のことを言います。
しかしながら、既に陸運局で登録を済ませているので、法律上は「新古車は新車ではなく中古車」ということになります。
そうした誤解を避けるため、『自動車公正取引協議会』では、「新古車」「未使用車」ではなく「登録(届出)済未使用車」と表現するように改めています。
いわゆる新古車が誕生するには理由があります。
メーカーから新車を仕入れるディーラーが、メーカーからの販売ノルマを達成するため、ディーラー自らの名義で登録をして販売台数を稼ぐ、といったことが行われているのです。特に軽自動車の場合が多いようです。
新古車は、高い人気があり常に品薄状態です。
中古車販売店や中古車情報サイトで気長に探してみるのもよいでしょう。
新古車のメリット
- 新車を買うより安い
販売価格が10万円~15万円程度安い - 新車同様にきれい
ディーラーも販売目的で登録をしています。走行距離はほとんど無く、状態もきれいに保たれています。 - 新車購入時に掛かる保険・税金が無い
新車購入時の「自賠責保険」「自動車重量税」「自動車税」は、既にディーラーが支払っています。また自動車取得税は、登録から1年未満の取得税率が適用されるため、かなりの額を節約できます。 - 車検が長い
新古車の乗用軽自動車では、3年近くの車検期間が付いていることも珍しくありません。 - 納期が短い
ディーラーオプションなどがなければ、1週間以内の納車も可能です。
新古車のデメリット
- 現品限りである
中古販売店に欲しい車がなければ、購入することはできません。 - メーカーオプションを付けられない
新古車は現品限りの販売です。改めてメーカーオプションをオーダーすることはできません。 - 人気車種は品薄
特に、軽自動車の新古車は、そのお買い得感から高い人気があり、常に品薄状態です。
まとめ
中古車には一台として同じものはありません。
年式や走行距離と価格とのバランスを考えながら、ターゲットを絞り込んでいきましょう。
中古車の状態は千差万別です。
数多くの中古車の中から、状態が良くて納得できる車を見つけ出すことは大変です。
まずは「ID車両」をキーワードにして、任せられる中古販売店探しから始めていきましょう。