下取り前に「一括査定サイト」で愛車の価値を確認すること!
ディーラーに行く前に必ずやっておきましょう
新車購入時に下取り車がある場合、
一般的にはディーラーで下取りを
してもらいます。それとは別の方法として、
買取業者に買い取ってもらう
(一旦現金化する)という方法も
あります。特に、買取業者がたくさん登録している
一括査定サイトを使うと、簡単な手続きで
満足のいく結果が得られます。
プリウスα(ハイブリッド車)は、エンジンとモーターを積載しています。モーターをうまく使ってエンジンの負担を少なくすると、燃費を向上させることができます。実際には、どのような走り方をすると燃費効率が良くなるのでしょうか。検証してみましょう。
このページの目次です
一般道では、バッテリーの容量に気を付けて一定速度で
プリウスαで平坦な道を走っているときは、巡航速度30~50km/Lくらいであれば、エンジンを回すことなくモーターのみで走ることができます。
つまり、バッテリーが十分に充電されているならば、ガソリンを一滴も消費せずに走ることができます。もちろん燃費は良くなります。
ところが、ここで一つ注意しなければならないことがあります。それは「充電地獄」と呼ばれる現象です。
モーターだけで走り続けてバッテリーの容量が少なくなり過ぎると、必要以上にエンジンが回ってしまうことがあります。バッテリーを充電させるためです。
こうなると、結果的には燃費が思ったよりも伸びないということになります。
また、高速道では一般道よりも多少燃費が悪くなるようです。
「価格.COM」の書き込みに、次のような投稿があります。
高速道(クルコン設定95km/h)燃費21km/L
一般道(ECOモード)燃費22~23km/L
クルコン:クルーズコントロール
10月下旬に納車の5人乗りGで約2500km走行
先週末に高速道路を初めて長距離運行しましたが
クルコン設定速度95kmで燃費計読み21kmでした。
(高速利用直前に満タン状態)
αオーナー皆様で『流れを損なわないベストな速度』
ご教授お願いいたします。
ちなみに一般道での燃費はエコモード22~23km
空気圧は、少し高めの2.4です。プリウスα 2011年モデル
価格.COM(2011/12/14 20:52)
書込番号:13892762
高速道では、80km/hくらいが燃費効率が一番良い
高速道での燃費は、速度の違いによってどのように変化するのでしょうか。
これも「価格.COM」の書き込みに、次のような投稿があります。見てみましょう。
高速道路(線形の良い常磐自動車道三郷~水戸間)をクルコンを使用し、一定速度で巡行する実験を行いました。(中略)
クルコン使用、定速巡行実験の結果ですが・・・
80キロ設定ですと、瞬間燃費は概ね25km~40km超の範囲で推移します。
90キロ設定ですと、瞬間燃費は概ね20km~35kmの範囲で推移します。
100キロになると、瞬間燃費は概ね15km~25kmの範囲で推移します。価格.COM(013/02/11 00:24)
書込番号:15746982
「茨城県内に入りほぼ平坦な状況になってからの約60キロメートル程度の区間」で実験したものであり、「その車が持つ本来の力を測定するのに非常に適した道路」としています。
そして、「プリウスαの燃費が最も良くなる速度域は「80キロ~90キロ」」と結論付けています。この速度は、多くの書き込みによって支持されている値と同程度です。
また、「100キロを超えた途端、エンジン音が大きくなる上に燃費が悪化する」ようです。
ところで、クルーズコントロール(クルコン)は、プリウスα「G」以上で標準装備になっています。特に高速道で一定速度を保って走るときに便利な機能です。
プリウスαのエアコンには、モーターで駆動する電動エアコンを採用している
電動エアコンの採用
プリウスαのエアコンには、モーターで駆動する電動エアコンが採用されています。
つまり、エアコンの本体であるコンプレッサー(圧縮機)を電気で動かす仕組みになっています。そのためエンジンの力を必要としません。
したがって、電動エアコンでは、エンジンとコンプレッサーはベルトでつながっていません。これに対して、普通のエアコンはエンジンで動くので、エンジンとコンプレッサーがベルトでつながっています。この点が、両者の決定的な違いになります。
電動エアコンは、エンジンが止まっても動く
プリウスαでは、アイドリングストップ時やEV走行モード時でもエアコンだけは作動します。
通常、プリウスαが信号などで停止すると、エンジンは止まります。それでもエアコンは動き続けるのです。なぜならば、プリウスαのエアコンは、エンジンではなくモーターで動いているからです。
これに対して、普通のアイドリングストップ車では、エンジンと共にコンプレッサーも止まってしまうので、エンジンの停止時間が長くなればなるほど、エアコンの効きは悪くなります。
電動エアコンだけ動き続けても、バッテリーは上がらないのか
エンジン停止中でもエアコンが効くとなれば、バッテリー上りが心配になりますね。
もちろん、大丈夫です。プリウスαには、大きな駆動用バッテリーが付いていますから、信号停止中にエアコンのコンプレッサーを回すくらいは何でもありません。
もしも駆動用バッテリーの電気が減ってきたら、自動でエンジンが掛かって充電をしてくれます。ただし、バッテリーの電気を使い過ぎてしまうと、頻繁にエンジンが掛かるようになって、燃費は悪くなってしまいます。
プリウスαを運転するときには、バッテリーの容量を常に監視しておく必要があります。
電動エアコンでも、多少燃費が悪くなるのは避けられない
プリウスαでも、エアコンを使えば、実は燃費は多少悪くなります。実感として、燃費が2割くらい低下するのは避けられません。
それでも、燃費の落ち込み方は、普通の車の場合と比べて2~3割は少ないでしょう。
なぜならば、プリウスαの電動コンプレッサーは、インバーター方式になっているからです。インバータ方式とは、簡単に言うと、コンプレッサーの回転数を自由にコントロールできる方式のことです。
これに対して、普通のエアコンでは、回転数を制御することができず、回すか回さないかどちらかしか選択肢はありません。
このインバーター方式は、普通の家庭用エアコンのほとんどで採用されています。必要に応じて、フル回転、半分回す、あるいは2割だけ回すといった調整を自動で行ってくれます。
もちろん、自動車の場合、燃費にも影響してきます。
夏と冬で特に気を付けることは何か
冬場の始動時には暖機運転を
冬場の始動時にはある程度の暖機運転が必要です。
なぜならば、駆動用バッテリーが低温で冷え切っていると、バッテリーが十分な性能を発揮できないからです。
ただし、こうした状態では、バッテリーの電気だけでは足らずエンジンも回り続けます。当然燃費は悪くなりますので、適度な暖機を心掛けましょう。
さて、冬場の始動時に暖房をONにする(エアコンのスイッチを入れる)と、車内が温まるまではエンジンも回り続けます。当然燃費は悪くなります。
冬場の始動時には、エアコンの温度設定をあまり高くせず、走行中に自然と車内温度が高まるのを待つようにします。こうすることで燃費が向上します。
夏場の始動時はほとんど暖機運転必要なし
夏場は駆動用バッテリーの温度が十分高いので、暖機運転は短時間で十分です。プリウスα始動後、できるだけ早く出発して、無駄なガソリンの消費を抑えるようにしましょう。
走行中は、ECOモード+エアコンAUTOにしてみる
エアコンの暖房や冷房を効かせ過ぎると、結局は燃費に悪影響を及ぼします。
プリウスαには、燃費重視でバランスのとれたドライブを実現するためのモードが備わっています。
それが「ECOモード」です。プリウスαの乗り始めは、この「ECOモード」で走りの感触をつかむのが良いでしょう。
さて「ECOモード」の場合、エアコンで「AUTO」の設定になっている項目をシステムが全て自動制御します。そうすることによって、燃費が向上します。
ただし、暖房の場合、比較的控えめな効き具合になってしまいます。
暖房を効かせたい場合には、「ECOモード」以外のドライブモードに変更します。あるいは、エアコンをマニュアルで操作すると、風量や温度設定を手動でコントロールできるようになります。
これは冷房の場合も同様です。
なお、外気導入/内気循環の切り替えは、内気循環がお薦めです。室内をより早く暖めたり冷やしたりすることができます。