下取り前に「一括査定サイト」で愛車の価値を確認すること!
ディーラーに行く前に必ずやっておきましょう
新車購入時に下取り車がある場合、
一般的にはディーラーで下取りを
してもらいます。それとは別の方法として、
買取業者に買い取ってもらう
(一旦現金化する)という方法も
あります。特に、買取業者がたくさん登録している
一括査定サイトを使うと、簡単な手続きで
満足のいく結果が得られます。
プリウスαは、2011年5月(平成23)、日本国内に初登場(旧型)しました。先行する人気車種「プリウス」(ハイブリッドセダン)をベースにした派生車です。
プリウスαは、2014年11月(平成26)にマイナーチェンジ(新型、現行車種)を行っています。
さらに、2017年12月(平成29)、一部改良を実施して、衝突回避支援パッケージ「Toyota Saftey Sense P」を全車標準装備としました。
また、2018年末~2019年にフルモデルチェンジが予想されています。
ここでは、プリウスαの年式(変遷)について整理してみました。
参考:トヨタハイブリッド車、発売20年で世界累計販売1,000万台突破(2017年2月)
このページの目次です
旧型プリウスα・2011年モデル
プリウス(トヨタ自動車)は、世界初の量産ハイブリッド専用車(1997年12月発売)です。
プリウスαは、2011年5月(平成23)、人気車種プリウス(ハイブリッド・セダン)の派生車として発売されました。
プリウス(Prius)とは、ラテン語で「~に先駆けて」を意味しています。そして、「α」とは、「Alpha(現状の価値に付け加えられるもの)」という意味です。
まさに、ハイブリッド車の先駆けであるプリウスから派生した、発展的なステーションワゴン/ミニバンとしてのポジショニングを明確にしたネーミングとなっています。
プリウスαのベースとなったのは、3代目プリウス(ZVW30型)です。
両者の間に、エンジンやモーター、足回り形式など基本的なメカニズムの違いはありません。また、プラットホームも同じです。
ただし、プリウスαでは、ホイールベースを80mm伸ばしています。その上で、ルーフを高めてリヤまで水平に伸ばしているので、荷室や座席に余裕が生まれています。
プリウスαには、広い室内空間を生かして、ステーションワゴン(2列シート/5人乗りタイプ)、ならびにミニバン(3列シート/7人乗りタイプ)の2つがあります。
プリウスαのエンジンやハイブリッドシステムは、一世代前の3代目プリウス(ZVW30型)と共通です。
ただし、現行プリウス(4代目、ZVW50/51/55型)と同じTHS-Ⅱ(トヨタ・ハイブリッド・システム)を採用していますので、ハイブリッドシステム自体には大きな違いはありません。
新型プリウスα・2014年モデル
ヘッドランプにBi-Beam(バイ-ビーム)LEDを新採用
ヘッドランプをより明るく、エコロジーに
前方をより明るく照射
省電力に貢献
運転席8ウェイパワーシートを新採用
体格に合った最適なドライビングポジションの選択
運転席のスイッチ操作で簡単調節
(運転席電動ランバーサポート付き)
長時間運転でも快適
TFTマルチインフォメーションディスプレイを新搭載
メーターの視認性向上(4.2インチTFTディスプレイ)
ハイブリッドシステムインジケーターなどの多彩な情報を高解像度に確認
TFT:Thin Film Transistor(薄膜トランジスタ)
ボディカラーを4色追加(全9色)
選ぶ楽しさ広がる
アティチュードブラックマイカ<218>
ダークレッドマイカメタリック<3Q3>
ダークシェリーマイカメタリック<4W4>
スティールブロンドメタリック<4X1>
アームレストに合成皮革巻きを採用
ソフトパッドで、長時間ドライブを快適に
大型センターコンソールボックスのアームレストに合成皮革巻きを採用
プリウスαの年式比較
2011年5月(平成23)
旧型プリウスα(新発売)
型式:5人乗り(2列シート)、DAA-ZVW41W
型式:7人乗り(3列シート)、DAA-ZVW40W
プリウスα「S」Lセレクション(5人乗り)2WD
プリウスα「S」(5人乗り)2WD
プリウスα「S」“ツーリングセレクション”(5人乗り)2WD
プリウスα「G」(5人乗り、7人乗り有り)2WD
プリウスα「G」“ツーリングセレクション”(5人乗り)2WD
プリウスα「G」“ツーリングセレクション スカイライトパッケージ”(7人乗りのみ)2WD
2012年10月(平成24)
車体の一部改良:
7人乗り(3列シート)適応グレード拡大:
プリウスα「S」Lセレクション(5人乗りのみ、従来どおり)2WD
プリウスα「S」(5人乗り、7人乗り追加)2WD
プリウスα「S」“ツーリングセレクション”(5人乗り、7人乗り追加)2WD
プリウスα「G」(5人乗り、7人乗り、従来どおり)2WD
プリウスα「G」“ツーリングセレクション”(5人乗り、7人乗り追加)2WD
廃止:
プリウスα「G」“ツーリングセレクション スカイライトパッケージ”(7人乗りのみ)2WD
2013年8月(平成25)
車体の一部改良:
- プリクラッシュセーフティの設定グレード拡大!
「S」や「S」ツーリングセレクションにも設定可能(「S」Lセレクションは非設定)
オートマチックハイビーム、プリクラッシュセーフティ、レーダークルーズコントロール、レーンデパーチャーアラートなどをセット - プッシュスタートのインジケーターの廃止、メーター内の表示変更
特別仕様車“tune BLACK”発売
「S」・「G」それぞれに5人乗りと7人乗り有り
ボディカラー(全5色):ブラック、グレーメタリック、シルバーメタリック、ホワイトパールクリスタルシャインのほか、ブラキッシュレッドマイカ(特別設定色)
発売時期:2013年8月~2014年4月
プリウスα「S」“tune BLACK”(5人乗り、7人乗り)2WD
プリウスα「G」“tune BLACK”(5人乗り、7人乗り)2WD
2014年11月(平成26)
新型プリウスα(マイナーチェンジ)
以下、従来どおり発売継続。
プリウスα「S」Lセレクション(5人乗り)2WD
プリウスα「S」(5人乗り、7人乗り)2WD
プリウスα「S」“ツーリングセレクション”(5人乗り、7人乗り)2WD
プリウスα「G」(5人乗り、7人乗り)2WD
プリウスα「G」“ツーリングセレクション”(5人乗り、7人乗り)2WD
2015年02月(平成27)
プリウスα「S」ツーリングセレクション・G’s追加
スポーツコンバージョン車(加装車)
「S」のみに設定、5人乗りと7人乗り有り
⇒2017年12月、プリウスα「S」ツーリングセレクション GR SPORTとして生まれ変わる
プリウスα「S」ツーリングセレクション・G’s(5人乗り、7人乗り)
注:通称:G’s(G SPORTS)
2016年5月(平成28)
特別仕様車“tune BLACK II”発売
ボディカラー(全4色):ホワイトパールクリスタルシャイン、シルバーメタリック、アティチュードブラックマイカのほか、ブラッキッシュアゲハガラスフレーク(特別設定色)
「S」のみに設定、5人乗りと7人乗り有り
プリウスα「S」“tune BLACK Ⅱ”(5人乗り、7人乗り)2WD
2017年12月(平成29)
車体の一部改良:
- 衝突回避支援パッケージ「Toyota Saftey Sense P」を全車標準装備
- ボディカラーの一部入替え
「スーパーレッドV」・「オレンジメタリック」と入れ替えで「ダークレッドマイカメタリック」・「スティールブロンドメタリック」を新たに設定
プリウスα「S」ツーリングセレクション GR SPORT
G SPORTS(通称:G’s )の後継車
トヨタのスポーツカーシリーズ(GR SPORT)の一員として生まれ変わる
プリウスα「S」ツーリングセレクション GR SPORT(5人乗り、7人乗り)
年式の確認
車の年式(注)は、その車がいつ製造されたかを表す数値になります。つまり、その車がどのモデルのものであり、製造されてから何年経過しているかを示す指標となります。中古車売買では必須です。
注:正確には初めて陸運局に登録した年月日であり、製造年月日とは必ずしも一致しない(後述)。
車の年式を知るにはまず車検証から
車検証には車の基本的な情報が全て載っています。したがって、車検証を見れば車の年式を知ることができます。
車検証の一番上中央に『初度登録年月』という欄があります。この日付が車の年式を表しています。
注意しなければいけないのは、『初度登録年月』の左横にある『登録年月日/交付年月日』という欄です。
『登録年月日/交付年月日』の日付は、年式を表すものではありません。この日付は、新車登録時だけではなく、名義変更や住所変更など車検証の記載内容が変わるたびに更新されます。
なお、車検証が見当たらないときは、新車保証書を見てみましょう。新車保証書は整備手帳の中にあります。また、シートベルトの付け根におおよその年式が書かれたタグが張り付けてあります。
初度登録年月とは陸運局に初登録した日のこと
初度登録年月について、知っておかなければならない大切なポイントがあります。
初度登録年月とは、あくまでも初めて陸運局に登録した年月日のことなのです。つまり、車の製造年月日のことではありません。
平成29年末製造の車が、平成30年1月に登録されて平成30年度車として取り扱われるのはごく普通のことです。
モデルチェンジの前後は気を付けよう
ただし、モデルチェンジの前後は気を付ける必要があります。
例えば、平成26年中にモデルチェンジの行われた車を買うとします。
このとき、初度登録年月が平成27年(車検証で確認)の車を買えば、間違いなくモデルチェンジ後の車を買ったことになる、とは限らないのです。
思い出してください。車検証に記載の初度登録年月とは、あくまでも陸運局に初登録した年月日のことでしたね。
平成26年中にモデルチェンジがあったとすると、平成27年になって初登録した車の中には、平成26年製造のモデルチェンジ前の車が混じっている可能性があるのです。
何か月も新車のまま登録されず在庫車として残っていたケースなどが考えられます。展示車も同様です。
新車を買う場合でも、年式だけを鵜呑みにすることなく、ショップの店員の話をよく聞いたりして事前の下調べをしっかり行うようにしましょう。
新車を入手するために一番確実な方法は、自動車注文書にサインをしてから、メーカーにオーダーしてもらうことです。