下取り前に「一括査定サイト」で愛車の価値を確認すること!
ディーラーに行く前に必ずやっておきましょう
新車購入時に下取り車がある場合、
一般的にはディーラーで下取りを
してもらいます。それとは別の方法として、
買取業者に買い取ってもらう
(一旦現金化する)という方法も
あります。特に、買取業者がたくさん登録している
一括査定サイトを使うと、簡単な手続きで
満足のいく結果が得られます。
プリウスαが発売されたのは、2011年5月(平成23)でした(旧型)。そして、2014年11月(平成26)にマイナーチェンジを行っています(新型)。さらに、2018年末~2019年にフルモデルチェンジが予想されています。
今買うべきかそれとも待つべきか、今買うとすれば値引き額はどれくらいになるのか。モデル末期で値引き額が拡大する傾向はないのだろうか。
ここでは、現行のプリウスαについて、新車購入時の賢い買い方についてまとめてみました。
プリウスαの値引き相場・限度額(30~35万円)
- プリウスα車両本体からの値引き額は26万円(2018年9月)
- ディーラーオプションの値引きは約25%
プリウスαの最近の新車値引き状況について、次のような書き込みを見つけました。
2018年9月の新型プリウスαの値引き相場はズバリ
車両本体 26万円
オプションを含む値引き 30万円が合格目標になります。
本体値引きは伸び悩み気味です。
ちなみにこの目標金額は、月間自家用車、情報誌グーネット、ザ・マイカー、ベストカー、オートックワン、価格.com、みんカラ、管理人独自の聞き取りなどから値引き額の上位30%の平均で出しています。
なので平均点50点のテストで85点を取るイメージです。
引用:クルドラ.com/トヨタ/新型プリウスαの値引き相場は?プリウスとの違/
また、次のようなサイトもあります。各メーカーの車種ごとにリストアップされており、最新情報は2018年9月1日現在としています。
新型プリウスα今月の値引き相場
プリウスα値引き難度:普通
車両からの目標値引き:26万円
オプション値引き相場:20~30%引き
オプションからの値引きを含む限界値引き:35~45万円引用:https://www.junku.com/almbu/toyota/prius_alfa.html
プリウスα車両本体からの値引き額は26万円(2018年9月)
上記両者共に、プリウスα車両本体からの値引き額は26万円としています。
一般的に、新車の利益率は車両本体価格の10%程度とされているようです。
車両価格300万円に対して30万円です。したがって、プリウスαの値引き額26万円は、既に限界値と言ってもいいでしょう。車両本体価格から、さらに値引きを求めるのは無理があります。
ディーラーオプションの値引きは約25%
さて、ディーラーオプションからの値引きに関しては、値引き額4万円と値引き率20~30%で両者に表現の違いがあります。
プリウスαでカーナビ、ETC車載器などのオプションを付ければ、総額40万円くらいにはなりそうです。
もしも、これらのオプションから10万円程度の値引き(25%引き)が可能とすると、プリウスαの値引き目標額は、オプション込みで35万円くらいになります。
これを限界値45万円まで引き上げることはできるのでしょうか。
プリウスαを最安値で購入する奥義!下取り車を有効活用する
さらなる値引き交渉は、愛車(下取り車)の正確な価値を知ることから始まる
ディーラーの下取り価格は、相場よりも安く設定されている
下取り車のある場合は、上記とは事情が少し異なり、値引き額を上乗せさせることが可能です。
その前提条件として、ディーラーの下取り価格は、一般の買取業者よりも安く設定されていることが挙げられます。
ディーラーが下取りした車は、自分のところで売りさばくしかありません。そこで、安全率を見込んで安く下取るのです。
これに対して買取業者は、自分のところで今欲しい車であれば、積極的に買い取ってくれます。売りさばく自信があるからです。
セールスは、それよりも更に下取り価格を抑えて提示する傾向がある
さて、車のセールスは、ディーラーの下取り価格よりも更に下回る価格をあなたに提示する傾向にあります。
そして、あなたから値引きを要求されたら、低めに設定しておいた査定価格を少しずつ元に戻していきます。
値引き幅を大きくしてくれたと喜んでいたら、何のことはない、低めに見積もっていた下取り価格を正常に近づけたに過ぎないのです。
だからこそ、ディーラーに行く前に(下取りに出す前に)、「一括査定サイト」で愛車の価値をしっかりと確認してから交渉に臨まないといけないのです。
次項で、一連の手続きについてまとめてみました。
プリウスαを最安値で購入する最終奥義
1)一括査定サイトで愛車の買取価格を確認する
車を買い替えると決めたならば、まず最初にやっておかなければならないことがあります。
それは「一括査定サイト」で、複数の買取業者から見積もりを取り、愛車の買取価格を確認することです。
これは、ディーラーに行く前に必ずやっておかなければいけません。
2)ディーラーで、愛車を下取りに出す予定と伝える
3)値引き交渉をする
値引き交渉は、まず最初に下取り無しの条件で、きちんとした下取り価格を提示してもらいます。その上で、下取り有りの場合の値引きについて交渉します。
次のようなトークをすれば、営業マンの巧妙な交渉術に振り回されることはありません。非常にすっきりとした分かりやすい値引き交渉が可能になります。
買取り店では90万円という価格が出ているので、こちらでその金額が無理なら買取りしてもらう予定なので、下取り無しの条件で値引きがいくら出来るのか提示してください。
引用:https://www.junku.com/album/toyota/vellfire.html
4)購入契約の段階で、
「やっぱり下取りはいいです」
と伝えます。
つまり、あなたは既に満足のいく値引きを得ています。そして、ディーラーの下取り価格よりも高い愛車を手元に残すことができました。
その愛車を買取業者に売却することで手に入る現金を頭金に回すことができます。
これぞ、プリウスαを最安値で購入する最終奥義です。
これがプリウスαの賢い買い方だ(補足)
一発で決めてしまおうと張り切らないこと
第1回目は以下の項目を提示するだけ
車の交渉は、3回程度に分けて行います。第1回目では、以下の項目を提示して見積書をもらうだけにします。
- 下取り車があることを伝える
- ライバル車も検討中でそちらが本命と匂わせる
最初から買う気満々でディーラーに乗り込み、多少の値引き提示に満足して即決してはもったいないです。ディーラーに喜ばれる客になるだけです。
ところで、現金一括払いは喜ばれません。ディーラーにとってローン金利は非常においしい収益源なのです。
さて、ライバル車種との競合で値引きを引き出すには、オデッセイ、レヴォーグ、ジェイドなどが効果的、との書き込みがありました。参考にしてください。
そのほかスバル・インプレッサスポーツやフリードハイブリッドの名前も挙がっています。
ライバル車トークの一例
ライバル車についてセールスと話をする場合、ポイントとなる商品知識を持っていると交渉がスムーズにできます。
フリードハイブリッドは後席がスライドドアで、乗り降りしやすい仕様になっているし、金額もそんなに高くないからね。スライドドアには拘りがあるから、どっちにするかかなり迷っている。もう少しプリウスαが安くなればね・・・
ホンダもかなり値引き頑張ってくれてるから気持ちが決まらない。26万円まで値引きを頑張ってくれたら、もうプリウスαに決めるよ。無理なら諦めるしかないかな。
引用:https://www.junku.com/album/toyota/prius_alfa.html
値引き額などの交渉で満足できなければ、トヨタのそのほかの販売店(トヨタ店、トヨペット店、ネッツ店、あるいはカローラ店)で見積もりを取ることも検討してみましょう。
プリウスαは、これら4店全てで売られています。これら競合店同士の値引きはやりやすいと言われています。特にネッツ店の値引きが緩いと言われているようです。
最後の粘り方やオプション添付などについて考える
最後の段階で、もうちょっと粘るならば、納車時のガソリン満タンやボディーコーティングなどをお願いしてみる手がありますね。
契約直前に、トランクマットなどのちょっとしたオプションを付けてもらうのも良いでしょう。そして、契約に進みます。
その前にハンコを出して本気度を見せておきましょう。
ディーラーにはメーカーから報奨金が入る
以上見てきたように、ディーラーにとって車両本体からの利益はほとんどありません。
ディーラーの収益源としては、ローン金利(既述)のほか自動車保険、メンテナンスパックあるいはコーティングなどがあります。
そして、さらに報奨金というものがあります。
これは、ある一定期間に、ある車種をある台数以上売った場合、メーカーからディーラーに支払われるものです。月ごと・決算期ごとに計算され売り上げレベルに応じて支払われるようです。
特に年度末(3月末)ともなれば、最後の一台が売れるかどうかで、その営業所単位で得られる報奨金のレベルが大きく変わってくる、といったことが起こり得ます。
そういうタイミングでは、所長決済の値引き幅も広がろうというものです。実際、最後の一台をはるか遠方に売り、その車を丸1日かかって陸送(自走)したという話を聞いたことがあります。
以下のように、季節要因によって値引き幅がさらに広がる時期があるようですから、タイミングが合う方は検討してみる価値はあるでしょう。
季節的要因でさらに安くなる時期がある(+3~5万円以上)
- 年度末決算セール(1月後半~3月)+3~5万円以上
- 夏のボーナス商戦(6~7月)+3万円前後
- 中間決算セール(8月中旬~9月)+3~5万円以上
- 秋・年末商戦(11~12月)+3万円前後
まとめ
値引き交渉では、信頼できるディーラー(セールス)を探すつもりで臨むのがよいでしょう。愛車購入後の長い付き合いを考えるのが、結局は得策のようです。